2005年05月02日

流星ワゴン

お馴染みえみこちゃんから本をお借りした。

流星ワゴン.jpg
『流星ワゴン』重松 清 著

えみこちゃんの読後感想はこちら→本

自分の人生に絶望して生きることに疲れてしまった38歳のサラリーマンの男性。
ある夜、「死んでもいいかな・・・」と考えつつ駅前のベンチに佇んでいたところを、5年前に交通事故死した父子の乗る不思議なワゴン車に拾われる。
そのワゴン車に連れられて時空を超え人生の岐路となった場所へやり直しの旅へ出るのだが、果たしてやり直しは叶えられるのか・・・?

えみこちゃんから感動するよ〜とお貸しいただいたのだけど、なるほど感動した。
ぶわ〜っと押し寄せる感動ではなくじんわり・しんみりとした感動だった。
誰もが人生であの時に戻ってやり直てみたいと思ったことがあるだろう。
その度合い・事柄の大小はあったとしても。
少なくとも、私にはそういう経験がある。
なので、主人公の男性が体験するやり直しの旅にぐいぐいと引き込まれた。
やり直しの旅の後の主人公の男性の気持ちにも「うん、うん」と頷けた。
そして、自分は人生をどう過ごしていくかを考えさせられた。
読み終わった後は、重く深く心に響くかんじだった。

物語の1つのメインテーマでもある父子の関係にも共感できた。
この本の中では父親と息子の関係なので、娘の立場にある私とはちょっと環境が違うかも知れないけれど、親の立場としての気持ちも子の立場としての気持ちも分かる気がした。
何も分からず親の言動に反抗していた子供のころと違って、親があの時どういう考えでいたのかが分かるようになってきたからかな。
息子の立場にある人や息子をもつ父親の人が読むとさらに響くものがあるのかもしれない。

「本の雑誌」年間ベスト1に輝いただけあって、かなりよい作品だったと思う。
posted by しのぶ at 17:08| Comment(5) | TrackBack(0) | books & music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しのぶさんって、すごくたくさん本を読んでますよね〜。
気がつくとわたし、ここのところ全然読んでないんです。
活字中毒の気があるので、読み出すと止まらないんですけど、
前に買った本がたまりにたまってるなぁと反省。
しのぶさんを見習って、じっくり読み進めたいです♪
Posted by はるか at 2005年05月02日 18:51
お、読み終わったのね。
そう、なんというかじわじわくる感じだよね。
しのぶちゃんも何か良い本があったら教えてね。

ちなみに私は今やっとダヴィンチコードを読んでいるよ。いまのところ結構おもしろい!
Posted by えみこ at 2005年05月05日 20:22
>はるかさん
私もぜ〜んぜん読んでなかったんですけど、今年から通勤電車での時間を利用して読書することにしたんです〜。
1回読み始めると習慣になって止まらないですよね。
通勤電車で読書は時間も有効活用できるしお勧めですよ〜。

>えみこちゃん
うん、じわじわときたよ〜。
よい本ね、今新たな本を読んでいるので読み終わったらまた感想書くわ。
そして、sex and the cityが原語で売っていたので読んでみようかなぁと迷い中です!
Posted by しのぶ at 2005年05月08日 23:06
ちなみに、sex and the city原語版も持ってるよ。
英語がんばろうと思って買ったのに、わからない単語が続出であえなく挫折。
すでに本棚の奥深くにしまわれているけど、また再開してみようかしら。
Posted by えみこ at 2005年05月15日 07:18
あ!
まさに本日sex and the cityの原語版を購入してきたのよ〜。
たぶん、電子辞書を片手に読むことになると思うけど、まずは今読んでる本が終わってからだな〜。
挫折しないようにがんばるよ!
Posted by しのぶ at 2005年05月15日 21:53
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